その口臭、実はドライマウスが原因かも？

歯医者が教えるセルフチェック

「ちゃんと歯を磨いているのに口臭が気になる」

「朝起きたとき、口の中がネバネバする」

そんなお悩み、実はドライマウス（口腔乾燥症）が原因かもしれません。

口臭＝歯磨き不足と思われがちですが、唾液の量や働きの低下が大きく関係しています。

今回は歯科医の立場から、

ドライマウスと口臭の関係と自分でできるセルフチェックをわかりやすく解説します。

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口臭の原因は「歯磨き不足」だけではありません

口臭の原因としてよく知られているのは、

• 虫歯

• 歯周病

• 磨き残し

ですが、実際の臨床では

「歯や歯ぐきに大きな問題がないのに口臭が気になる」

という方が少なくありません。

その多くに共通しているのが、唾液が少ない・唾液の働きが弱っている状態です。

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ドライマウスになるとなぜ口臭が出やすい？

唾液には、口の中を健康に保つための重要な役割があります。

唾液の主な働き

• 食べかすや細菌を洗い流す（自浄作用）

• 細菌の増殖を抑える（抗菌作用）

• 歯を溶けにくくする（再石灰化）

しかしドライマウスになると、これらの働きが十分に発揮されません。

その結果細菌が増えやすくなり、においの元がたまりやすくなる

→ 口臭が強くなる、という悪循環が起こります。

👉 唾液の詳しい働きについては、前回の記事「唾液ってこんなにすごい！口と体を守る“天然の万能薬”の働きとは」でも解説しています。

→https://kurooka-dc.com/column/the-function-of-saliva/

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当てはまったら要注意｜口臭セルフチェック

次の項目をチェックしてみてください。

• ☑ 朝起きたとき、口の中がネバネバする
• ☑ マスクの中のにおいが気になる
• ☑ 水を飲んでもすぐ口が乾く
• ☑ 舌がヒリヒリする・白っぽい
• ☑ 会話が少ないと口臭が強くなる
• ☑ 緊張すると口がカラカラになる

2つ以上当てはまる場合、ドライマウスの可能性があります。

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ドライマウスを引き起こす意外な原因

ドライマウスは、特別な病気がなくても起こります。

• 口呼吸

• マスク生活

• スマホ・PC作業で会話が減る

• ストレス

• 加齢

• お薬の副作用

「年齢のせい」「仕方ない」と思われがちですが、対策できるケースも多いのが特徴です。

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自宅でできる口臭・ドライマウス対策

今日からできる簡単な対策はこちらです。

• よく噛んで食べる（唾液分泌を促す）

• こまめに水分補給する

• シュガーレスガムを活用する

• 舌の清掃はやりすぎない

• 鼻呼吸を意識する

※舌ブラシの使いすぎは、逆に乾燥を悪化させることため注意が必要です。

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歯医者でできること｜受診の目安

口臭やドライマウスが気になる場合、歯科医院では、

• 唾液量・口腔内環境のチェック

• 虫歯・歯周病の有無の確認

• 生活習慣へのアドバイス

などを行います。

高槻市のくろおかファミリー歯科では、

お子さまから大人まで、口臭やドライマウスのお悩みに対応しています。

　

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まとめ｜口臭が気になるときは「乾燥」にも注目を

口臭の原因は一つではありません。

「ちゃんと磨いているのに…」と感じたら、

唾液の量や働きが低下していないかをくろおかファミリー歯科で一度検査をしてみましょう。

気になる症状があれば、早めの相談がおすすめです。

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