気づいた時にはお子さんの歯に穴が空いていた!
なんて経験はないでしょうか?実はこれは乳歯にできた虫歯は見つけにくいことが原因でこのようなことになっている可能性があります。
今回は乳歯の虫歯の特徴と、その対処方法についてシリーズでお話ししていきます。

乳歯の虫歯の特徴
パッと見ただけではほとんど分からない

上の歯の写真のどこかに虫歯があるのですが、どこにあるかわかるでしょうか?
正直言って、歯医者さんでもお口を見ただけではどこに虫歯があるのかさっぱりわかりません。
でも、レントゲン写真を撮ってみると、、、

真ん中の右側に写っている、赤い丸で囲われている黒い影が虫歯になります。

おわかりいただけたでしょうか?
内部には神経に到達しそうなほど深くまで進行した虫歯があるのにも関わらず、見た目には全く何もないように見えてしまうのです。
このように大きなってしまった虫歯は見た目は何もなくても内部は柔らかく溶かされてしまっているため、何かの拍子に表面の歯が欠けてしまった結果、穴があいてしまいます。
そして昨日までは何もなかったのに次の日には穴があいてしまっているという事態になるのです。
穴があいた時にはもう遅い!?
上記の理由から、穴があいて虫歯を発見した時にはすでに大きく虫歯が進行している場合が非常に多いというのが乳歯の虫歯の大きな特徴です。
そのためにも歯医者さんで定期的にレントゲン撮影を行い、虫歯を早期に発見し進行する前に虫歯の治療を行いたいですね!
早期発見・早期治療を!
くろおかファミリー歯科では定期検診を行なっており、特にお子さんの場合は虫歯のリスクに応じて半年〜1年に一度程度のレントゲン撮影を行い早期発見・早期治療を心がけております。
何かお困り事があれば、いつでもご相談ください!
監修者情報

経歴
- 2003年 私立淳心学院高等学校卒業
- 2011年 北海道大学歯学部卒業 北海道大学歯学部第一補綴科にて研修を行う
- 2012年 大阪府下の義歯に特化した自費診療専門の医院で勤務
- 2013年 大阪府下 医療法人 副院長就任
- 2014年 同医療法人 分院長就任
- 2024年 くろおかファミリー歯科 開業